境内の桜は、今が満開。 寒の戻りも何のその。遠く望む春霞に負けない咲っぷり。 気温が順当にめぐる今年は、境内はもちろん、本殿を長く元気に彩ってくれそうです。 メジロの子供たちも喜んでいるといいなと思う 春爛漫の宇都宮神社です。
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皇記二六八五年。令和七年四月一日。 春真っ只中の月次祭です。 この日の月次祭から宮司は見守り役となり、田尻禰宜と松岡禰宜での神事。 春分の末に、無病息災や家内安全、商売繁盛などの祈願に併せ、日本各地の災害復興祈願を斉行いたしました。 いつものご参拝ありがとうございました。 陽は真東から昇り、境内は若干の寒さを湛え、朝からの小雨が春の境内を潤しています。 緑と桜は引き締まり、艶色で映える宇都宮神社です。 朝。 拝殿の参道に忘れ物を発見。 昨夜の風雨に、鳥の巣が落ちていました。 調べてみると、これはメジロの巣。 皆、巣立った後のもののようです。 子供たちにとっては、きっと巣立って即、初宮参りだったことでしょう。 木葉のメジロの親鳥は、なかなかの賢さです。 春雷の一夜が明けた朝。 龍神のはたらきの後の境内の桜が、満を持しての開花を迎えています。 春霞 日和に息吹 山笑ふ 満開の桜とともに、境内だけでなく、木葉山全体が喜んでいるかのようです。 境内はもう春の盛り。 すっかり緑に覆われ、草花たちの季節です。 青葉を纏う木は、楠(くすのき)「花言葉は「芳香」。 咲く花は、立坪菫(たちつぼすみれ)。花言葉は「小さな幸せ」。 花言葉が当たりすぎて、ちょっと笑みがこぼれる 春の宇都宮神社です。 境内の木々の隙間にも、春の日差し。 グラデーションで一体となった山々と空に、日差しがストライプとなって重なります。 正に、春はあけぼの。 陽気に狛犬も動き出しそうな、弥生初めの朝の宇都宮神社です。 朝。目覚めて張り詰める寒さを感じない。 外に出れば春の差し。 社務所の手水にさした梅にも花がつき始めました。 「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」とは申しますが ちょっと得した気分の朝となりました。 今年も社務所に、松岡神職から蝋梅(ろうばい)が届きました。 生ける間に、春を感じる高貴で甘い香りが立ち込めます。 折らざるを得なかった枝々は、玄関前の水鉢へ。 社務所にご来訪の際は、ぜひお楽しみください。 ほんのり靄がかかる境内に、一際鮮やかな赤。 山茶花(さざんか)は雨に濡れ、より艶やかに咲いています。 一方の御神木は雨に濡れ、悠荘感増し増し。 個性豊かな宇都宮神社です。 新年、一月一日のふりかえり。 令和七年、明けましておめでとうございます。 早朝から予想以上の多くの皆さまにお越しいただき、初詣のご参拝をいただきました。 10時過ぎには、気づくと境内に人が溢れるほどとなっていました。 そんな訳で、初日の出が撮影できませんでした。 夕方、ご参拝の波が落ち着いたころの初夕陽です。 この一年が皆さまにとって素晴らしいものとなりますよう、改めてご祈念申し上げます。 |
肥後國木葉鎮守
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