「茅」は、文字通り「矛」の形をした植物で、武に通じます。「輪」は、そのとぐろを巻いた形から、龍に通じます。「茅の輪」は、武神であり水神(龍神)でもある素戔男尊を表現するものとも言われます。 日本書紀の注釈書とも言われる「釈日本紀」。その巻7に引用の「備後国風土記」の一説。「もし悪い病気が流行ることがあったら、『茅』で『輪』を作って、腰につけていれば助ける」この言葉は、素戔男尊(スサノオノミコト)が、かつて世話になった「蘇民将来」という人物に伝えたものです。 茅の輪くぐりは、この素戔男尊のご神徳に基づき、今に伝わります。その意味は、夏の厳しさを前に、土地と神社の最も強い力をいただくというもの。 神社を正面に、茅の輪を左回り、右回り、左回り、正面へ。 ご神縁をより固めていただきました。 創建1300年 木葉猿発祥の地
宇都宮神社 肥後國木葉鎮守 熊本県玉名郡玉東町木葉1164番
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肥後國木葉鎮守
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